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熱中症対策に冷えピタを貼る場所はどこ?効果的に予防するにはココに!
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熱中症のニュースが流れる季節になりました。
- 熱中症予防として、おでこに冷えピタを貼っている
- キャンプや野球・サッカーの試合があるので、体を冷やすのに冷えピタを持っていく
- 炎天下の作業に出かけるため首の後ろに冷えピタを貼って出かける
などという方がこの時期いるかもしれません。
でも、
- 本当におでこに貼って効いているのでしょうか?
- どこに冷えピタを貼ったら一番効果があるのでしょうか?
- そもそも冷えピタって体を冷やしてくれるのでしょうか?
そんな疑問がうまれたので、調べてみました。
この記事では、
・冷えピタ・熱さまシートのしくみと効果
・冷えピタを貼る場所はどこ?
・冷えピタを有効利用するための服装・服の素材
・冷えピタ・熱さまシートは種類がいろいろ
・冷えピタ・熱さまシート以外の冷感商品
・熱中症時に解熱剤・頭痛薬を飲まないほうがいいわけ
について書いています。
目次
冷えピタ・熱さまシートのしくみと効果
冷えピタ・熱さまシートのような冷却シートは、ジェル部分に含まれる水分が蒸発するときに、貼り付けたところ(おでこなど)から熱を奪うことで温度を下げます。
それと同時にジェルに含まれる冷感成分(メントールなど)がひんやりとした感覚を与えるものです。
冷却シートそのものに、解熱剤のような体の中から体温を下げるような効果はありません。
(といって熱中症に解熱剤を使ってはいけませんよ 理由はのちほど)
あくまでひんやりとした感触を与え、発熱時のつらさをやわらげる程度の熱を奪うものになります。
外出時・キャンプ・運動時など冷却シートが重宝するときもあります。
しかし、家にいて保冷剤や氷などすぐ使える状態のときには、こちらを使った方が直接冷やすので冷却効果がおおきいです。
あくまで冷えピタ・熱さまシートは補助的に使うのがよいでしょう。
熱中症対策に冷えピタを貼る場所はどこ?
ほてった体を冷やすため、おでこに冷えピタを貼るのはどうなのでしょうか?
確かにスーーッとして気持ちよいのですが、体を冷やす効果は期待できません。
体全体を冷やすなら、体の中を循環する血液を冷やしてあげましょう!
一番効率的なのは、脈拍がとれるような血管と皮膚が近いところです。
体の表面近くに太い静脈がある場所は、大量の血液が流れているのでそこを集中的に冷やしましょう。
それはどこかというと
- 前頸部の両脇(のどぼとけの両脇)
- わきの下
- 足の付け根の前面やや中央より
の部分に貼りましょう。
もちろん、保冷剤や氷が用意できる方は、そちらの方を使ってくださいね。
冷たいタオルを後頭部から首の両脇にかけてあててもいいでしょう。
冷えピタを有効利用するための服装・服の素材
汗をかくことによる体温調節にしても、冷えピタで冷感を得るにしても、どちらも汗や冷えピタの水分が蒸発しやすいアウターを着ることが大切です。
- そで口、えりもとにゆとりのあるデザインの衣服
- 通気性の良い麻やリネンのような素材のもの
- 最近はやりの冷感素材やメッシュ素材のもの
が熱中症予防にはよいでしょう。
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冷えピタ・熱さまシートは用途により種類がいろいろ
冷えピタシリーズ(ライオン)
冷えピタ
- 最大冷却持続時間8時間
- 6種類のハーブなど植物成分配合
- 肌にやさしくかぶれにくい
- 大人用、子供用、赤ちゃん用あり
- 赤ちゃん用は無着色・無香料で食べないように苦み成分配合
冷えピタボディ用
熱中症対策としては、こちらがおすすめ
- ボディ専用
- 最大冷却持続時間は6時間
熱さまシート(小林製薬)
熱さまシート
- 貼った部分をマイナス2度で、8時間冷却
- 冷却ツブ配合でじわじわ効いてくる
- 大人用子供用赤ちゃん用あり
からだに貼る熱さまシート
熱中症対策としては、こちらがおすすめ
こどもにもどうぞ
- ワキ、くび、足の付け根などに貼りやすい手のひらサイズシート
- 動いてもはがれにくい密着シート
- 香料着色料不使用
熱中症時に解熱剤・頭痛薬を飲まないほうがいいわけ
この記事の初めの方で『熱中症に解熱剤を使ってはいけません』と書きました。
冷えピタの話とはちょっと違いますが、重要なことなので補足しておきますね。
熱中症の初期症状で発熱した時、熱を下げようと解熱剤を使用しても熱は下がりません。
涼しい場所で、体を冷やし、ゆっくり休ませることで自然と熱は引いていきます。
というのは、熱中症での発熱と、風邪やインフルエンザの発熱では熱が出るしくみが違うからです。
- 風邪やインフルエンザでは、ウイルスをやっつけるため熱を制御しながら体温を上げている(発熱)
- 熱中症では、異常な発汗などで熱の制御が効かなくなって体温が上がっている状態(高体温)
発熱に解熱剤は効きますが、高体温に解熱剤は効きません。
また、熱中症の初期症状で頭痛を伴うことがあります。
この時も、解熱鎮痛剤(頭痛薬)を飲んではいけません。
解熱鎮痛薬(頭痛薬)は、ズキンズキンをなくすために腎臓の血管を収縮させ、血液量を減らす作用があります。
一方、熱中症では、汗のかき過ぎによる脱水症状が起きています。
熱中症で汗のかき過ぎで血液量が減り、ただでさえ腎臓に負担がかかっているところに、さらに頭痛薬を飲んで血液量が減ると腎臓に大きなダメージを与えかねません。
最悪、慢性腎臓病になってしまいます。
熱中症かな?っと思ったら解熱剤・頭痛薬は使用しないようにしましょう。
いろいろ対策を立てて、暑い夏を乗り切りましょうね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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