スポンサーリンク
チョコレートがやめられない!
毎日板チョコ3枚食べてます!
チョコがないと生きていけません!
など、チョコレート抜きの生活など考えられないという方がいらっしゃいます。
これ、甘いものがやめられない!という『砂糖依存症』
もしくは、チョコレートがやめられない!という『チョコレート依存症』が考えられます。
この2つの依存症はなぜ起こるのか?
どういう違いがあるのか?
調査してみました。
結論は、
片方の依存症は相当ヤバいです!
本気で対策を始めましょう!
です。
目次
砂糖依存症はあらゆる病気の原因になりうる
チョコレートに限らず、甘い飲食物が手放せない方は、砂糖依存症かもしれません。
さっき甘いものを食べたばかりなのに、ついまた食べてしまう。
私って意志薄弱なのよね。
でも、それは自分の意思を超えた『砂糖依存症』という病気かもしれません。
砂糖依存症のメカニズム
砂糖やブドウ糖、果糖(果物の甘味)は、消化吸収がはやく、速やかに血液の中に溶け込んで血糖値を急上昇させます。
すると、身体は血糖値の上昇を抑えるために、インスリンというホルモンを分泌します。
血糖値の上昇が大きければ大きいほど(甘いものを食べれば食べるほど)、インスリンの量も多くなります。
インスリンの量が多くなれば、今度は逆に血糖値が急降下してしまいます。
ここで、脳が間違った判断を下します。
「血糖値が下がったのは、おなかすいたせいじゃない?」と。
そして、「甘いもの食べて、血糖値をあげなさいよ!」という信号を送ってしまうのです。
こうして、空腹でもないのに、甘いものが欲しくなるという砂糖依存症さんが出来上がるのです。
また、脳の中では、砂糖を摂ることで別な反応も起きています。
それは、ドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンなどの分泌です。
これらは神経伝達物質といい、幸福感やいやし感を与えてくれます。
この幸福感やいやし感を得るために、甘いものをついつい食べてしまうということもあるのです。
では、この砂糖依存症は、私たちの体や心にどのような影響を与えるのでしょうか?
砂糖依存症が体と心に与える影響
真っ先に思い浮かぶのは、糖尿病になるかもしれないという不安ですね
しかし、身体の中では常にバランスをとっているので、甘いものを食べ過ぎたからと言ってすぐに糖尿病になるわけではありません。
でも、何かのきっかけでバランスが崩れると、糖尿病へまっしぐらですから注意が必要です。
健康診断での尿検査(尿糖)、血液検査(血糖値、HbA1c値)には特に注意を払いましょう。
糖尿病以外でも気を付けなければならないことがあります。
1.ビタミン不足、カルシウム不足からくる症状
2.糖分とタンパク質の反応でできる悪玉物質エージス
です。
ビタミン不足、カルシウム不足からくる症状
糖質(糖分)は、身体を構成する物質ではなく、エネルギー源として使われる物質です。
そして、糖質からエネルギーを作る際に、使われるのがビタミンB群やカルシウムです。
甘いものをたくさん食べて、大量のビタミンB群やカルシウムが使われると、これらを他の使う場所に補給することができなくなるという不具合が起こります。
こうして起こる症状には次の物があります。
うつ
ビタミンB1が不足すると、脳神経のエネルギー不足が起こり気持ちが安定しなくなります。
冷え
ビタミン、ミネラル不足でエネルギーが作りにくくなると、体温を維持しにくくなります。
身体が冷えることで便秘や風邪にかかりやすくなったりします。
肌荒れ
ビタミンB群には皮脂の分泌量を調整する働きがあります。
ビタミンB群不足で、皮脂の過剰分泌がおこり、肌水分とのバランスがくずれたり、毛穴が詰まりやすくなったりします。
骨粗しょう症
慢性的なカルシウム不足は、たとえあなたが若くても骨粗しょう症の原因になります。
糖分とタンパク質の反応でできる悪玉物質
エイジングケア業界の言葉で、AGEs(エージス)という名前を聞いたことはありますか?
終末糖化産物と言われるもので、体に蓄積された糖分とタンパク質が反応(糖化)してできる物質です。
いま、エイジングケア業界では、体の糖化は体の酸化よりも始末が悪い!と言われています。
というのも、エージスは体の老化はもちろんですが、動脈硬化や腎不全、糖尿病合併症、骨粗しょう症なども引き起こすと考えれているからです。
もし、あなたの今の「チョコレートがやめられない」が砂糖依存症であると考えられるなら、早急の対策が必要です。
スポンサーリンク
チョコレート依存症
正式な症状名ではありませんが、チョコレート依存症・ココア依存症というのもあるようです。
チョコレートやココアのどの成分が依存症を起こしているのか?はっきりとしたデータは見つかりませんでした。
チョコやワインの健康効果を日本に広めた医師の板倉先生は、
「(チョコと同じでカカオが原料の)ココアには、メチルキサンチンという物質が含まれている」
「ココアを飲み続けると、また飲みたくなる気分にさせる効果と喜びをもたらす効果があることが確認されている」
と言っています。
メチルキサンチンは、初めて聞く名前ではないですか?
でも
カフェインは聞いたことありますよね。
このカフェインもメチルキサンチンの中に含まれる1物質なのです。
コーヒー依存症の原因とされるカフェインです。
チョコレートやココアに含まれるカカオには、メチルキサンチンに含まれる物質として、カフェインのほかに、テオブロミン、テオフィリンという物質が入っています。
おそらく、これらの物質がチョコレート依存症を引き起こしていると考えられます。
これらの物質がどういうものかは、他の記事を参考にしてくださいね。
もし、あなたがチョコレート依存症ならば、砂糖依存症にならないためにも高カカオチョコレートに切り替えることをおすすめいたします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
スポンサーリンク
関連する記事一覧



