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犬がケージを噛む!その原因と対処法を犬の気持ちで解説!
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新しい家族になるワンちゃんのために用意したピカピカのケージ。
しかし、1ヶ月、2ヶ月といっしょに暮しているうちにボロボロ・ガジガジに。
いったいなんでケージを噛んでしまうの?
犬がケージを噛まないようにするにはどうしたらいいの?
その原因を犬の気持ちで考えてみましょう。
きっといい対処法が見つかるはずです。
目次
子犬や成犬がケージを噛む原因は?
犬は何かしらの目的があってケージを噛んでいます。
その目的を、人の目から見れば噛む理由・原因となります。
子犬や成犬がケージを噛むのは、いろいろな理由(目的)が考えられます。
好奇心からケージを噛む
子犬の時期は、目の前にあるものすべてに興味を持つ時期です。
興味ある事にワンちゃんができることは
- 匂いを嗅ぐこと
- なめてみること
- 噛んでみること
です。
やって面白ければどんどんはまりますよね。
歯のかゆみからケージを噛む
犬は生後4~5ヶ月ごろから、歯が乳歯(28本)から永久歯(42本)に生え変わります。
その歯の生え変わり時期は口の中がむずがゆくなるので、ケージに限らず目に付くものを手あたり次第噛んで、かゆみを解消しようとします。
通常、歯が生え変わる1歳の頃までにはこの行動は収まります。
ストレス・イライラからケージを噛む
ストレス、イライラをケージを噛むことで発散させているかも。
元気でやんちゃなワンちゃんはケージの中でじっとしているのが苦手。
ストレスでケージの木枠部分をガリガリすることも
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ケージを嫌がって噛む
本来ケージは子犬にとって、自分だけの安らぎの場所です。
しかし、
何らかの行為に対する罰としてケージに入れるというしつけをしてしまうと、「ケージ=嫌な場所」となってしまいます。
嫌な場所から抜け出したいとケージを噛む犬もいるのです。
叱るときには、ケージに閉じ込めるのではなく、家の人全員がその場を離れるなどの対応をしましょう。
分離不安からケージを噛む
外出や仕事でいそがしく、日中ワンちゃん一人で留守番をさせている場合、分離不安でケージを噛むということがあります。
分離不安の場合、その他の症状として、いない間ずっとむだ吠えを続ける、枕やクッション・ソファーなどを壊す、トイレ以外のベットやタオルに排泄する、帰って来た時異常なほど付きまとう、などという症状も見られます。
もしかして分離不安かも?という方はコチラの記事をご覧ください
犬の分離不安サプリメント 天然素材やハーブで心の不安を解消しよう!
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甘えん坊で、留守番がちょっぴり苦手なワンちゃん
というだけならまだいいのですが・・・
独りぼっちになると、とたんに豹変して極端な行動にでてしまう
2019-07-18 14:04
犬がケージを噛むときの対処法は?
犬がケージを噛む原因、すなわち犬の目的を知れば、その対処法もおのずと決まってきますね。
目的を達成させてあげる場合もあれば、ダメなものはダメ!としつけることが必要な時もあります。
原因を解消する・犬の目的を達成させる
上で示したどの原因(目的)で、ワンちゃんがケージを噛んでいるのか確かめて対処していきましょう。
長い時間留守番をさせているためケージを噛んでいる場合は、一人で狭いケージの中でじっとしているのはストレスになっているはず。
その時にはなるべく早く帰ってきて、ケージから出して遊んであげる、散歩に連れ出す、出かける前に長い時間遊べるおもちゃをケージに入れて出かけるなどの対処が考えられます。
長く留守にするときのおもちゃとしておすすめなのが、コングです。
コングは中が空洞で、フードやおやつが入れられるようになっています。
犬がコングをかじったり、転がしたりすると、中身が少しずつ出てきます。
犬はもっとおやつが欲しくなって夢中になって遊びます。
噛み応えのある、長くもつおやつを入れておけば、一人での留守番も楽しい時間になります。
散歩に連れて行った時、
犬が満足したかどうか見る目安は、犬が
- 家に帰ろうとする
- 立ち止まる
- 座り込む
- 伏せて動かなくなる
このような行動がみられたら、もう満足!のしるしです。
運動量の多い犬種であるジャック・ラッセル・テリア、コーギー、柴犬、ボーダー・コリー、シェトランド・シープドッグ、ゴールデン・レトリバーなどは、たまにドッグランへ連れて行って走らせるのもいいでしょう。
噛んでもよいおもちゃを用意する
噛んでもよいおもちゃを用意し、おもちゃの方がケージを噛むより面白いよ!と教えてあげましょう。
我が家では、生後2ヶ月ちょっとで家に来て、生後2ヶ月半ころからケージの金属部分を噛み始めました。
現在4ヶ月目ですが、写真奥にあるように噛めるゴムのおもちゃなどをケージ内に入れてやるようになってからほとんどケージは噛まなくなりました。
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道具を使って噛まないようにしつける
どうしても噛むのをやめさせたい場合には、「ビターアップル」など苦味の付いたスプレーをよく噛んでいる場所に吹きかけるという方法もあります。
かむと苦いので、犬は噛むことをやめます。
ただし、
苦味スプレーは、苦みを感じる子もいれば、たいして嫌がらない、2,3日で慣れてしまいまた噛み始める子もいます。
ケージを噛まなくなっても、他のものを噛むようになってしまうこともあります。
ケージそのものを嫌がるようになっては台無しなので注意してご使用ください。
いろいろ試してみても全然改善が見られない場合は、原因のところでお話しした心の病である「分離不安症」になっているかもしれません。
その場合は、獣医師かドッグトレーナーなど専門家の意見も必要になりますので、相談してみましょう。
よく噛まれるケージの特徴は?
ケージには木製、金属製、プラスチック製などいろいろな素材のものがあります。
そのなかで、圧倒的に噛まれるのが木製のケージです。
硬さや噛み心地がワンちゃんにとってちょうどよい殻なのでしょう。
ケージ中の木の部分に限らず、家具やソファーの足など木製のものもよくかじられます。
これから子犬を迎える準備をなさっている方は、金属製のケージを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ:ケージを噛むのはやめさせたほうがいいの?
子犬がものを噛むのは本能からきています。
そのため、社会化不足で、
本気で噛んでくるなどしつけが必要な場合でなければ、よく噛ませることは必要なことです。
しかし、噛むのがケージであるのが問題ですね。
木のささくれや、ブラスティックの鋭角に折れた部分などは犬の口の中を切るなど怪我のもとです。
それこそ、木やプラスチックの破片や、使われている金属製のボルトなど誤飲してしまったら、犬はもちろん、飼い主も大変な目にあってしまいます。
そうなる前に対策を練りましょうね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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