銅鍋の使い始めと手入れ法 焦げの落とし方は?変色は危険?

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銅鍋というとプロが使う調理道具では?

素人が使いこなすにはむずかしいのでは?

と思ってしまうかもしれません。

 

しかし、要点さえ押さえて銅鍋を使いこなせば、料理の腕は格段に上がります。

 

このページでは、銅製の調理器の

  • 使い始めにしておくこと
  • 調理中の注意点
  • ふだんの手入れ法
  • 焦がした時には
  • 空焚きした時には
  • 変色した時には

について調べたことを書いています。

銅鍋で料理をワンランクアップ!

銅鍋の使い始め

銅鍋を購入し、初めて使うときには、鍋を作るときに着いた油分や臭いを取るために中性洗剤と柔らかいスポンジで洗いましょう。

その後、鍋に水を張り、クズ野菜などを入れていっしょに煮立てるとなじみます。

 

銅のフライパン・玉子焼き機の使い始めには油ならしを

銅鍋同様、中性洗剤と柔らかいスポンジで洗った後、よく水分をふき取ったら、油ならしをしておきましょう。

 

油ならしとは、油をフライパンや玉子焼き器に7~8分目まで入れ、弱火で油を鍋になじませることを言います。

詳しくはこちらのページを参照

 

油ならしをしっかりと行うことによって、炒め物でも、卵焼きを作るときも焦げ付きがなくなります。

使い始めのうちは、使う直前にもちょっとの油でちょっとの時間でも構わないので、油ならしを行ってから調理するとよいでしょう。

 

うちに銅のフライパンはありませんが、鉄のフライパンは油ならしをしてから使っているので、焦げ・こびりつき一切なしです。

クラオが調理師学校へ行っていたとき、西洋料理の授業でオムレツを焼くのに鉄のフライパンを購入しました。

その時、フライパンの使い始めに教わるのがこの「油ならし」です。

これ、しっかりできていないと卵がフライパンにこびりついて、オムレツがクルンッときれいなオムレツの形にならないので必死にやりました。

 

ただし、鉄と銅のフライパンでは洗い方が異なります。

鉄のフライパンは、(油ならしをしているので)洗剤を使わず水洗いだけをして、火にかけて乾かします。

でも、これを銅のフライパン、玉子焼き器でおこなってはいけません。

銅の内側に引いてある錫が230℃で溶けてしまうからです。

調理が終わったら、放冷し、冷めたらキッチンペーパーなどで内側をきれいにふき取るくらいにしましょう。

 

銅鍋の使用上の注意点と手入れ法

銅鍋の調理中の注意点

初めて使う時、一番注意しなければならないのは火加減です。

 

ステンレスやアルミの鍋に比べて、銅鍋は熱伝導率が高いのですぐ熱くなります

いつも使うより、火加減をちょっと絞って使うようにしましょう。

また、蓄熱性も高いので、いつもの煮込み時間より少ない時間で料理も出来上がるので、出来上がり時間についても料理と相談しながら仕上げてくださいね。

 

特に注意が必要なのが、何かと便利な雪平鍋です。

ごく一般的なアルミの雪平鍋を使っている時の火加減とおなじ感じで使うと、木製の取っ手の鍋のねじ込み部分が炭化して、グラグラになってしまいます。

エコな火加減で調理しましょう!

 

銅鍋の調理後の注意点と手入れ法

銅のサビ(緑青 ろくしょう)や、内側のメッキはがれの原因ともなるので、調理後は速やかにお皿に盛るなどして、調理したものを鍋に残しておかないようにしましょう。

 

特に、塩分を含む味噌汁、カレーやシチュー、酢を使った料理などは、翌日まで鍋の中に取って置くようなことはせず、速やかに別容器に開けるようにしましょうね。

 

また、湿気の多い場所、例えば流しの下とかに保管しておくと湿気でサビることがあるので保管場所にも注意しましょう。

 

銅鍋の洗い方は

錫のメッキがしてある銅鍋の内側は、メッキがはがれないように、中性洗剤と柔らかいスポンジで洗い流しましょう。

 

フライパンと玉子焼き器はせっかく油をなじませてあるので、キッチンペーパーなどで汚れをふき取る程度にしておきましょう。

 

銅鍋の外側の汚れは

ラッカー塗装で表面を保護している鍋は、柔らかいスポンジで丁寧に洗いましょう。

ラッカー塗装されていない鍋も、同様に洗いますが、汚れがひどい時には、酢と塩を1:1の割合で混ぜた液にふきんを浸して磨きましょう。

銅クリーナーというものが市販されているので、それを使ってもよいでしょう。

 

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銅鍋を焦がした時には

焦げをそのままの状態で、ガリガリと削り落としてはいけません。

熱湯にしばらく浸しておいて、焦げを柔らかくしたのち、スポンジやたわしでこそげ落としましょう。

 

金属製のヘラは絶対使ってはいけません。

錫メッキ部分が剥がれ落ち、銅サビ(緑青)ができる原因になります。

 

焦げるのはなぜ?

基本的に鍋の内容物が対流を起こして、同じところに留まらないように加熱されれば焦げ付きにくくなります。

逆に、内容物などが熱にかかる面に触れたまま動かない状態が続くと焦げてしまいます。

焦げ付くほどの火力ではなく、ひんぱんに混ぜてあげれば焦げ付きにくくなります。

銅鍋は熱伝導率が高いので、火の当たったところだけではなく、全般に熱が伝わるので焦げにくい鍋であると言えます。

銅鍋は、いつも使っていた鍋の火加減より少し弱いくらいで火加減で同じくらいの調理ができます。

 

銅鍋を空焚きした時には

あわてて水を入れて、急冷しないようにしてください。

火を止めたら、しばらく放置しておきましょう。

 

鍋の変形、銅の部分が柔らかくなる、部品の落下錫引きの脱落などがある場合には修理に出すかどうか検討しましょう。

ただし、修理を依頼しても修理できる場合とできない場合があります。

 

銅鍋に入れてたものが変色してたら

前日にカレーを作り、余ったのでそのまま置いておいたらカレーの一部が緑色になった。

銅鍋をシンクの下にしまって置いたら、いつの間にか緑色のサビが浮いていた。

 

これは、緑青(ろくしょう)と呼ばれる銅のサビです。

銅像は緑青に守られている

鎌倉の大仏も、自由の女神も銅像ですが、緑色をしてますよね。

これは、緑青の色です。

緑青の被膜ができることによって本体が腐蝕するのを防いでくれているのです。

 

以前は緑青は有毒であると言われていましたが、東京大学医学部での実験結果や、国立衛生試験場での研究により、ほぼ無害であるという結果が出ています。

万が一、食べてしまったとしても、どこにも消化吸収されずに、下から出て行ってしまうのでご安心ください。

 

緑青は銅の表面に付着するように発生します。

酢と塩を同量混ぜ合わせたものにふきんを付け、緑青部分をこすって落としてください。

それから中性洗剤でよく洗い、すすいだ後に水分を完全にふき取るようにしましょう。

 

それでも落ちないときには、金属製ではなく木製のつまようじなどを使って削り落としましょう。

 

緑青の発生を防ぐには

  • 調理後、盛り付けたら速やかに鍋を洗う
  • カレー・シチューなどは、作り終えたら別鍋や別容器に移す
  • 鍋を洗ったら水分をふき取り、湿気のないところに保管する
  • 錫引き(すずメッキ)が剥がれている場合には修理する
  • 食器洗い乾燥機、食器乾燥機は使わない

 

銅鍋で美味しい料理を作ってくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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