チョコレートを幼児にあげるのはいつから?3歳まで待つの?

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ネットでチョコを調べていると、

「チョコレートを幼児に食べさせてもよいのは何歳から?」

という疑問をよく見かけます。

 

チョコレートは糖分、脂肪分とともにカロリーも高い嗜好品です。

カフェインなど子供にとって良くない成分もある一方、テオブロミンやカカオポリフェノールのように主に大人(成人)に有効な成分も入っています。

 

そのチョコレートの一面だけを見て、何歳からOK!と紹介しているところが多いので、

  • チョコレートのカロリー面
  • チョコレートの脂質・糖分の面
  • チョコレートのカフェインの面

からチョコレートはいつから食べてもよいのかを調査してみました。

 

ちょっと気になるという方は、優しく解説していますのでご覧になってみてくださいね♪

チョコレートを幼児に食べさせていいのはいくつから?

 

幼児におやつとして1日にあげられるカロリー量は、

  • 1~2歳 約140kcal
  • 3~5歳 約190kcal

と言われています。

 

ごく普通のミルクチョコレート1枚50gのカロリーは約280kcalです。

 

したがって、

10時と3時のおやつをチョコレートだけで与える場合

  • 1~2歳ではミルクチョコ半分の25g
  • 3~5歳ではミルクチョコ2/3の34g

を与えてよい計算になります。

 

あくまでも計算上ですよ。

まあ、おやつがチョコだけ!ということはないと思いますが…

幼児のおやつにチョコだけはダメ!

 

チョコを脂質・糖分の面で見ると幼児にいくつからあげられる?

ごく普通のミルクチョコレート1枚50gの

糖質は約25g!

脂質は約18g!

です。

 

チョコレートの半分は糖質でできている!

チョコレートの1/3は脂質でできている!

実に、

チョコレートの86%が糖質と脂質でできているんですね。

ビックリです!

 

この糖質や脂質が異常に高いということは、

幼児にとって、とりもなおさず

  • チョコレートは虫歯になりやすいおやつ
  • チョコレートは消化吸収が苦手なおやつ

である!

ということになります。

 

虫歯予防のために、糖分の多いものは2歳半まで控えたほうがよい!

 

まだ消化器官が未発達な幼児に対して、脂質の多い食べ物は2歳頃まで与えないほうがよい!

 

と言われています。

詳しくは、コチラの記事をご覧ください

生クリームケーキはいつから食べさせられる?
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2019-10-02 11:13

 

チョコレートの糖分・脂質の面から見てみると、2歳半ころまでは控えたほうがよいようです。

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カフェインなどチョコ特有成分で見ると何歳からあげられる?

チョコレートには、特に大人(成人)にとってうれしい微量成分が含まれています。

 

例えば

  • アンチエイジングに必要な抗酸化作用を持つカカオポリフェノール
  • 集中力・記憶力の向上や、気持ちを落ち着かせるテオブロミン
  • カルシウムや鉄、マグネシウム、亜鉛などのミネラル
  • ミルクチョコレート1枚に1.8gも含まれているは食物繊維
  • 中枢神経を刺激し、疲労緩和・眠気抑制作用のあるカフェイン

などですね。

 

このうち、特に幼児にとって問題になるのは『カフェイン』です。

 

ミルクチョコレート1枚(50g)には、おおよそ15㎎のカフェインが含まれています。

これは、コーヒー1杯の1/6、紅茶の1/3、煎茶の1/2の量になります。

 

カフェインが幼児に及ぼす影響としては

  • なかなか寝てくれなくなる
  • 落ち着きがなくなる
  • イライラしやすくなる

などが起こることがあります。(個人差があります)

 

じゃあ、どのくらいなら大丈夫なの?

と思うのですが、

厚労省などで指針を出していないのではっきりしたことは分かりません。

 

日本では出ていませんが、国際機関や外国では基準となる摂取量を示しているところもあります。

 

欧州食品安全機関(EFSA)

  • 子供については、長期的・習慣的なカフェイン摂取に関する研究が少なく不確実性が残るものの、大人と同様、3 mg/kg体重/日であれば悪影響が見られないと推測される

カナダ

  • 4~6歳の子供では、1日当たり45 mg
  • 7~9歳の子供では、1日当たり62.5 mg
  • 10~12歳の子供では、1日当たり85 mg

オーストラリア・ニュージーランド

  • 子供では、3 mg/kg体重/日 を指標としています

 

外国においては、1日の摂取量を体重1㎏当りの量で示しているですね。

 

ここで、要チェックなのがカナダの指針です。

幼児・子供のカフェイン摂取量が4歳からとなっていますね。

つまり、

『4歳になるまではあげないほうがいいよ!』

ということではないでしょうか。

チョコは4歳になるまで与えないほうがよい!?

 

幼児にチョコレートはいつから?のまとめ

  • チョコレートの高カロリー、高糖分、高脂質という特徴を考えると、離乳食が完了した1歳半ころの幼児に与えてもよいチョコの量は、1カケ(3g)ほど(おすすめはしません!)
  • おやつとしてきちんと与えるのは4歳になるまではがまん。
  • 4歳以降、子供の様子を見ながら与えるようにするのがよいのでは

 

チョコレートには、ほかにも依存症の問題もあります。

詳しくは、コチラの記事をご覧ください

〇〇依存症はチョーヤバい!
チョコレートがやめられない!それは2つの依存症が原因?
スポンサーリンク チョコレートがやめられない! 毎日板チョコ3枚食べてます! チョコがないと生きていけません! など、チョコレート抜きの生活など考えられない
2019-01-27 16:23

 

欲しがってだだをこねる子もいるので、チョコは週に何回、1日に1/2枚までのようにきちんとルールを作って与えるようにしましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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