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犬が肉球・爪を噛む原因は?症状の見極めと対策を解説!
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ワンちゃんのこんな困ったことありませんか?
- 犬がしょっちゅう暇なし爪や肉球のあたりを噛んでいる
- 決まったタイミングで爪や肉球を噛んだりする
- 家に帰ってくると愛犬が爪や肉球をカジカジしている
どうして?
なんか病気なの?
それとも暇つぶしに遊びのつもりで噛んでるの?
この記事では、犬が爪や肉球のあたりを噛む理由と対策について解説しています。
目次
犬が肉球や爪を噛む理由はいろいろ
単純に犬が爪を噛んでいる、肉球を噛んでいるといっても、その原因はさまざまです。
ちょっと考えられることだけでも
- ストレスから来るもの
- ひまつぶしに
- 足の先に付いたフードやおやつのカスや匂いが気になる
- 落ち着かない緊張状態をほぐすため
- 爪が伸びている
- アレルギーによって
- ノミ・ダニなどによる虫刺され
- 足の先の切り傷や擦り傷
- 爪と肉球の間、肉球と肉球の間にできた指間炎
- 指の間にできた膿皮症
などが考えられます。
原因があまりにもありすぎて、いったいどれなんだろうと思うかもしれませんね。
まずは、
カジカジしている爪・肉球を指を拡げてよ~く観察してみましょう。
なにか(ダニやフードのかけらなど)爪の間に挟まっている
肉球の間にとげが刺さっている
切り傷が付いている
などの場合には、取り払って手当てしてあげましょう。
病気の場合には、すぐにでも病院に連れて行かなければならない場合もありますので、次のような症状の時には病院へ連れて行くようにしましょう。
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病気が疑われる症状 指間炎・膿皮症
犬の指間炎の原因と症状
指間炎は、犬の指と指の間や、肉球の隙間に何らかの原因で炎症が起こる病気です。
炎症を起こした部分は赤くはれ、ひどい場合には膿んでいる場合もあります。
犬がしきりに足先をなめたり、噛んだりしている場合には、この指間炎の可能性もあります。
後ろアンヨの指の間をペロペロなめておる!←アカンやつ
大至急、動物病院へ
まずは体重測定・・・12.45kg前回より-150g
診断結果「指間炎」を患う、、、
ここ最近の長雨、カミナリでまるこのストレスも最高潮も原因か?!
ステロイドの注射1本、抗生物質 トータル4週間(朝・夕)のお薬生活がはじまる… pic.twitter.com/y1xoEEOxtG— まるこ (@marudicdog) July 20, 2019
指間炎の原因としては、外傷、皮膚炎、暑いアスファルトの上を散歩したことによるやけど、爪の疾患などがあります。
外傷ややけどが原因の指間炎はどの犬種でも起こりやすいですが、皮膚炎が原因で指間炎にかかりやすい犬種もあります。
シーズー、ダックスフンド、ゴールデンレトリバー、パグ、フレンチブルドッグ
です。
指間症は、ストレスとともに「犬が肉球や爪を噛む」2大原因ですので、注意してみてあげてください。
犬の膿皮症の原因と症状
膿皮症は、犬に感染した黄色ブドウ球菌や連鎖球菌などの細菌が皮膚の湿疹、赤み、かゆみ、脱毛などが起こります。
ワキや顔、内またなどに多いのですが、指と指の間にも発生することがあり、爪や肉球をなめたり、噛んだりすることがあります。
たぶんうちのこ膿皮症だ
病院いかなきゃ🏥💔💊 pic.twitter.com/fUsMrY2b44— 🎀チワワのレタス🎀 (@Uxvq7Ig29IV94BZ) July 20, 2019
原因となる細菌は上で述べた通りですが、発症にはアレルギー、内分泌疾患、栄養失調、免疫不全、腫瘍、外部寄生虫などが引き金になる場合もあります。
湿気の多い夏によく見られます。
病気以外の肉球・爪を噛む原因と対処法
犬の爪や肉球に異常がないのに、なぜか爪や肉球を噛んでいるときはこういう原因も考えられます。
ストレスで爪や肉球を噛む
- 飼い主と過ごす時間が少ない
- 生活環境が変わった
- 散歩する時間が短くなった
- 運動不足になっている
- しつけ法がその犬の性格に合っていない
などの理由のストレスで、犬が爪や肉球を噛むことがあります。
爪や肉球を噛むようになったころを思い出してみてください。
- 寝室で一緒に寝ていたのを居間に寝床を移した
- 室内で飼っていたのを、大きくなったので外飼いにした
- 帰る時間が遅くなった
- よく面倒を見ていた方がいなくなった
など犬への接し方に変化はありませんでしたか?
通常ですと、接し方が変わっても犬の方で受け入れてくれることが多いのですが、そのワンちゃんの許容範囲を超えてしまった場合、このようなことが起こります。
しつけ法をそのワンちゃんに合った方法に変えたり、生活環境を変えることで徐々に噛まなくなる場合があります。
ひまつぶしで爪や肉球を噛む
子犬の歯の生え変わりの頃、歯がむずがゆいので爪をかみ気を紛らわせていたくせが成犬になっても抜けない場合があります。
子犬の爪噛み、肉球噛みでしたら子犬用のガムを与えてみましょう。
成犬のひまつぶしでしたら、成犬用のガムや骨、おもちゃを与え、他のことに興味を持たせるようにしていきましょう。
緊張で爪や肉球を噛む
犬の性格によっては、緊張や落ち着かないときに、爪や肉球を噛んで気を落ち着かせることがあります。
ストレスともかぶりますが、
- 寝る場所をしょっちゅう変える
- 犬が普段生活する場所の模様替えをひんぱんに行う
- ひんぱんに引越しをする
などです。
ワンちゃんが落ち着いて生活できる環境を整えてあげましょう。
爪が伸びているので噛む
舗装道路やフローリングの上などを走り回るとき、カチカチと爪が道路や床に当たり、気になるので爪を噛むということがあります。
通常舗装道路を散歩する場合には爪が削れるのですが、散歩の量が少ない場合、うまく削れない時もあります。
月に1~2回、爪を切るようにしましょう。
うちのように爪切りの音に敏感に反応して嫌がる場合には、切るのではなく、削る器械もあります。
電動爪トリマー ペット電動爪トリマー ペット電動爪切り ペット爪グラインダー 電…
アレルギーで爪や肉球を噛む
じつはアレルギーによる、皮膚のかゆみから爪や肉球を噛んでしまう場合もあります。
アレルギーで多いのは、食物によるアレルギーです。
- 爪を噛むようになったちょっと前にフードを変えた
- 夏の暑い時期に大容量のフードを購入し、ちょっと匂いが変だったがそのまま与えた。(脂の酸化などによる変質など)
などが考えられます。
この場合は、フードを元に戻したり、1ヶ月くらいで食べきる容量のものに変えたりしてみましょう。
どれか当てはまることはありましたでしょうか?
物理的に肉球や爪を噛めなくさせる対策としては
- エリザベスカラーを付ける
- 靴下をはかせる
- 爪や肉球にビターアップルのような苦味スプレーをぬる
などありますが、別なストレスが増えたりして根本的な解決にはならないことが多いようです。
噛む時間、タイミング、状況などしっかり観察して、原因をなくす方向で考えていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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