山寺立石寺で御朱印がいただけるお寺・神社9ヶ所を詳細解説!

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令和元年5月3日に山寺立石寺に行ってきました。

御朱印もいくつかいただいてきました。

山寺の御朱印というと山寺として1つだけと考えがちですが、じつはたくさんの御朱印がいただけます。

というのも、いわゆる山寺には山肌に点在するたくさんの寺院や神社があり、それぞれで御朱印がいただけるからです。

こちらの記事では、山寺で御朱印がいただける寺院・神社9ヶ所と御朱印11(大変混雑していたので11のうち6つ)を紹介いたします。

 

山寺の階段

 

山寺には山肌に沿って、たくさんの寺院・神社があります。

山寺観光案内図

これは山寺の観光案内図ですが、ご覧のようにたくさんの寺院・神社があります。

登山口から順に紹介していきますね。

根本中堂(こんぽんちゅうどう)

登山口を上った真正面にあります。

山寺立石寺の根本中堂

山寺は、正しくは宝珠山立石寺(ほうじゅざんりっしゃくじ)といい、天台宗に属します。

山寺の根本中堂も、天台宗総本山延暦寺の根本中堂と同じくお山全体の寺院の本堂にあたります。

創建は860年(貞観2年)で、天台座主第三世慈覚大師円仁によって建立されました。

開山の際には、本山比叡山延暦寺より伝教大師最澄が灯された不滅の法灯を分けられ今に伝えています。

(織田信長による延暦寺焼き討ちで延暦寺の法灯が消えた時、再建された延暦寺に山寺の法灯が分けられています)

 

御朱印所は、本堂に入って左側にあります。

山寺根本中堂の御朱印

力強い筆で「法灯不滅」と書いてあります。

ご本尊は、慈覚大師作と伝えられる薬師如来坐像です。

 

山寺日枝神社(ひえじんじゃ)

根本中堂から左に折れ、鳥居をくぐってすぐ右側にあります。

慈覚大師円仁が、宝珠山立石寺を開基する際に、延暦寺にならって山寺全体の守護神として近江の国坂本の日枝大社よりご分霊を勧請し祀ったのが始まりの神社です。

 

御朱印は、お社の左手前の受付・授与所でいただけます。

山寺日枝神社の御朱印

「山王日枝神社」と書いてあります。

 

性相院(せいそういん)

山寺の長い階段を上り、仁王門を過ぎてすぐにあります。

山寺の性相院

手前仁王門の奥に性相院が見えます。

ここから御朱印がいただける寺院が続きます。

 

昔山上にあった十二支院のひとつ。

慈覚大師作と伝えられる阿弥陀如来像を本尊とし、運慶作の毘沙門天を安置しています。

 

正面入口で御朱印がいただけます。

今回は、御朱印をいただくため並んでいる人が多かったのでいただきませんでした。

次回訪れた時にいただきます。

こちらでは、2つの御朱印がいただけます。

「大福徳」「多聞」と書かれた御朱印です。

多聞天(四天王の一人)は、毘沙門天の別名です。

 

金乗院(きんじょういん)

性相院のすぐ上にあります。

御朱印がいただける山寺の金乗院

昔山上にあった十二支院のひとつ。

延命地蔵菩薩を本尊とし、千体・不動明王も安置しています。

 

正面入口で御朱印がいただけます。

ご不在の時にはインターホンでお呼びします。

山寺金乗院の御朱印

そのものずばり「地蔵尊」ですね。

 

中性院(ちゅうせいいん)

金乗院のすぐ上にあります。

御朱印がいただける中性院

 

阿弥陀如来を本尊としています。

お堂の入口には、ちいさななでぼとけ「おびんずるさま」が置かれています。

ボケ防止の御利益があるとのことなので、ピカピカの頭をなでてきました。

背後の岩窟には新庄藩戸沢家歴代の石碑が建っています。

路をはさんで向かい側には、伊達政宗の伯父(政宗の母の兄)でもある山形城主最上義光公の霊屋もあります。

 

正面入口で御朱印がいただけます。

ご不在の時にはインターホンでお呼びします。

山寺中性院の御朱印

「無量壽」と書いてあります。

阿弥陀如来の別名、無量壽如来からきています。

無量壽は永遠の命という意味です。

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奥之院(如法堂)と大仏殿

石段を登り切ったところに奥の院があります。

右側が通称奥の院と呼ばれる妙法堂、左側が大仏殿です。(写真は燈籠越しに見る奥之院)

御朱印がいただける山寺の奥の院

如法堂は、慈覚大師円仁が遣唐使として唐に派遣されたときに持ち歩いていたとされる釈迦如来と多宝如来の両尊をご本尊としています。

山寺の参道の終点にあるので「奥之院」と呼ばれています。

妙法堂の左側にある大仏殿には、高さ5mの金色の阿弥陀如来が安置されています。

 

御朱印は妙法堂と大仏殿の間にあるお守り授与所でいただくことができます。

今回は、御朱印をいただくため並んでいる人が多かったのでいただきませんでした。

次回訪れた時にいただきます。

こちらで、それぞれの御朱印がいただけます。

「妙法堂」「大仏殿」と書かれた御朱印です。

 

華蔵院(かぞういん)

妙法堂・大仏殿から降りて、すぐ右にそれたところにあります。

御朱印がいただける山寺の華蔵院

十二支院の一つで、慈覚大師が開山のみぎりにこの寺にお住まいになったと言われています。

ご本尊は、慈覚大師作の観世音菩薩と伝えられています。

お寺の右側(写真)にある岩屋の中に三重小塔があります。

1519年(永正16年)に造られた柱間一尺五寸ほどの小さな塔は、通常の塔同様に精巧に作られており、全国で最も小さい三重塔ということで国の重要文化財に指定されています。

内部にご本尊の大日如来像が安置されています。

 

正面入口で華蔵院と三重小塔の御朱印がいただけます。

ご不在の時にはインターホンでお呼びします。

華蔵院と三重小塔の御朱印

右側が華蔵院の御朱印。

「大悲殿」と書いてあります。

左側が三重小塔の御朱印。

「(梵字)大日如来」と書いてあります。

 

立石寺本坊

開山堂、五大堂も拝観、見学し下山してきて、下山口すぐ手前にあるのが立石寺本坊です。

この写真の立石寺抜苦門を抜けた突当りのお堂です。

山寺立石寺抜苦門

ご本尊は薬師如来です。

 

本坊入口の左側にある庫裏にて御朱印がいただけます。

本日(5/3)はやっておりませんと書いてあり、御朱印はいただけませんでした。

「薬師如来」と書かれた御朱印になります。

 

御朱印がいただける参拝時間 8:00~17:00

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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