松茸の探し方・取り方のコツをつかんで松茸狩りに行こう!

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今年は子供も大きくなったので「松茸狩り」に行こうかな?と思っているあなた。

松茸狩りを「いちご狩り」や、「サクランボ狩り」と一緒と思っていませんか?

 

始めにお断りしておきますが、

どの山にも必ず管理している所有者がいます。

勝手に山に入って松茸を採ることはできません。

窃盗罪に問われます。

必ず

地主さんに許可をもらった山

松茸狩りで入山料を払った山

で松茸狩りをしましょう。

 

もう一つの誤解は、

松茸狩りに行ったら必ず松茸が採れると思うことです。

松茸狩りに行くということは、

『松茸の出ている可能性のある山に入山する権利を購入し、その山で自然に発生した松茸を探すことができます』

ということです。

 

必ず採れるとは限りません。

(宝探しゲーム感覚で、あらかじめ仕込んでおくところもあります)

 

そこを踏まえて、

松茸の探し方、採り方のポイントを紹介していきます。

 

松茸の探し方・取り方のポイント

 

松茸はアカマツ林やアカマツと針葉樹の混合林に生えます。

近年は、よからぬことをする人もいるので長野や京都などの松茸山では、シーズンになると有刺鉄線を張って電流を流したり、24時間パトロールするところもあるようですね。

 

それはともかく、

松茸山に入山したものの、広い山の中でちいさな松茸を探すのは非常に困難です。

松茸は地中でアカマツの根と共生し、「シロ」と呼ばれるものを形成します。

秋のシーズンになると、このシロの中から子実体(いわゆる松茸)が地上に出てくるのです。

 

松茸は、山の中どこにでも生えるものではありません。

的確な探し方を身に着けて、はじめて見つけることができるのです。

 

松茸の探し方・取り方のポイント・コツ

松茸が採れる気象条件

キノコ類は、夕方から夜にかけて雨が降った翌日が狙い目になります。

松茸も御多分に漏れず、雨上がりに伸びるので見つけやすくなります。

 

松茸はアカマツの根の付近を探す

直径30~40㎝前後のアカマツの根に沿って、踏みつけないように慎重に探してみましょう。

 

松茸は、栄養豊富な腐葉土が堆積している所にはあまり生えません。

比較的乾燥していて、風通しの良いところを集中的に探してみましょう。

 

アカマツの根に沿って生えてくるので、1本見つけたら、その付近をもう一度よく見てみましょう。

松茸はアカマツ林に生える

山の南側斜面が狙い目

マツタケはアカマツの根の付近、栄養分の少ない比較的乾燥したところに「シロ」と呼ばれる環状のコロニーをつくって発生します。

そのため、1本見つかるとその周辺でも見つかる確率が高いです。

 

シロは水はけのよく、風通しもよい山の南側斜面、東側斜面、西日の当たる西側斜面にあることが多く、松茸も発生しやすいです。

逆に日の当たらない西側斜面、北側斜面ではあまりきたいできません。

 

始めて入る山であるなら、方位磁石を持っていくとよいでしょう。

来年も来ると考えているならば、採ったところを覚えておくとよいでしょう。

 

ちょっとかがんで、下から見上げるように

まだ傘が開いていない貴重な松茸の出始めを探すには、谷側ではなく山側を見上げながら探してみましょう。

 

それは、地面の盛り上がりを見つけるのが分かりやすいからです。

落松葉がほんのちょっぴり盛り上がっているところがあれば、その下に松茸があるかもしれません。

 

地面の凹凸と見分けが付けにくいですが、1~2㎝の盛り上がりです。

そっと落松葉をよけてみましょう。

 

松茸の取り方(引き抜き方)

落ち葉をよけて、松茸の頭が見えたなら、周りを覆っている松葉を除けましょう。

 

軸が長いので、軸に沿って奥に指を入れます。

上に引っ張らないように、すこし左右に揺らしながらゆっくりと引き抜きます。

 

来年以降のために、「シロ」を壊してしまわないよう注意しましょう。

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松茸狩りに行くときの服装・持ち物

服装は、基本的に登山用の服装をイメージして準備しましょう。

両手が使えるリュックは必須です。

 

山にはヘビも、スズメバチも、最近住宅地にも現れるクマも出る可能性があります。

クマよけの鈴や携帯ラジオを持ちましょう。

ハチは本能的に黒い色に反応するので服装は明るい色にしましょう。

 

基本の服装は長袖、長ズボン、長くつ、帽子。

持ち物は、軍手、ハケゴ(山菜・キノコを入れる腰につけるバッグ)、タオル、飲み物、着替え、携帯電話、雨具、携帯灰皿(タバコを吸われる方)など準備しましょう。

 

山にトイレはありません。

トイレを済ませてから山に登るようにしましょう。

松茸を探すときはこんなところを見てみましょう

 

松茸狩りに行くときの注意点

人気の松茸狩りスポットでは、入山する人数制限などでせっかく行っても入園できないこともあります。

必ず事前予約してから出掛けましょう。

 

松茸狩り農園には、

  • 採った松茸を自由に持ち帰られるところ
  • 採った分を買取りになるところ
  • 松茸料理を注文することで松茸狩りができるところ

などがあります。

 

目的に合わせて松茸狩り農園を選びましょう。

 

子供たち向けに、あらかじめ宝探しのように仕込んでおくところもありますので事前によくチェックしてから出掛けましょう。

 

山形県高畠町稲子松茸山の場合

私も昔行ったことのある山形では有名な松茸山です。

宮城県白石市から七ヶ宿街道を通り、行ってきましたが収穫は・・・(涙)

高畠町は、ワインや果物、ジャムなどが有名で、戦国時代は伊達氏の領地でした。

 

場所はコチラになります

採り放題で、取ったキノコはすべて持ち帰りできます。

期間:毎年9月20日頃~10月20日頃まで

時間:午前5時~午後3時まで

料金:中学生以上 1日券2,000円

中学生未満無料

入山兼販売所:松茸山管理棟または農協和田直売所

連絡先:高畠町役場農林振興課 0238-52-1113 平日8:30~17:00

 

自然に触れ合うにはいいところですよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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