漏水の配管工事の費用は?築40年一戸建ての実際の修繕費を公開

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水道料金が昨年同期の1.8倍に!

水道料金が昨年同期の1.8倍に!

水道検診に来ている方にも、前回の検診時より「漏水しているようなので見てもらったほうがよい」と言われていました。

これから冬に入り、漏水した水が床下で凍ってしまっても二次被害など起きそうなので「漏水の修繕」を依頼することにしました。

 

自宅は、築40年木造2階建て。

備忘録として残しておきますので、

古い家での漏水の配管工事費用はどのくらいかかるのか?

のご参考になればと思います。

 

ちなみにうちの漏水の配管工事費用は124,300円。

床下に潜るところがなく、床を切り取り、潜り込んで修理した料金になります。

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漏水の工事・修繕はどこに依頼すればよいのか?

その答えは、指定事業者です。

仙台市の場合、

仙台市指定給水装置工事事業者になります。

 

指定給水装置工事事業者とは、

水道法で定められた基準を満たした施工業者で、水道局が指定(登録)した事業者のこと

 

水道検診の方が、漏水してるかも?という時に

指定登録業者に調べてもらってくださいね♪

という用紙が渡されるので参考にしましょう。

 

漏水がどこから来ているのか自分で調べてみる

まず手始めに、

仙台市水道局の「漏水の心配があるときは」のページを参考に、どこから漏水しているのかをまず自分で調べてみました。

うちでは、

水道が、外からの配管から順に台所、ふろ場、洗面所とつながっています。

また、灯油の給湯器から流れる温水も別配管で同様の経路でつながっています。

子どものおもちゃの聴診器を使い、蛇口の音を聞いてみました。

すると、

水の方ではなく温水が流れる蛇口で、それも風呂場や洗面台の温水蛇口が水が停まっているにもかかわらずシャーシャーという音が聞こえました。

そこで、

外にある給湯器の水道のバルブを閉めて、もう一度聞いてみると音はしません。

水道のメーターもピタリと止まりました。

 

どうやら、温水の水道管の台所の先、風呂場か洗面所への配管のどこかで漏水しているようです。

家の中からは、まったくどこなのかわかりません。

おおよその目星がついたところで、業者に連絡しました。

 

家の近くの街の電気屋さんに漏水調査を依頼する

仙台市水道局の「仙台市指定給水装置工事事業者名簿」のページで、うちの区の業者を探してみました。

すると、

うちで以前、電気関連の修理を頼んだことのある「街の電気屋さん」の本店が載っていました。

さっそく本店へ電話し、うちの近くのお店から連絡が来るよう取り次いでもらいました。

朝本店に電話し、折り返し近くのお店から電話が来たのが夕方近く。

水道検診の直後は、漏水の修理を依頼する方が多くずっと外に出ていたそうです。

 

水道料金の変化、使用量の増加量など話し、改めて見に来ていただくことになりました。

 

街の電気屋さんがやってきて、まずは現状を見てもらいました。

思った通り、漏水の原因は温水の配管にあるとのこと。

さらに、

  • 床下に潜らないと実際どこで漏水しているのかわからないこと
  • 記憶がいまいち曖昧ですが、仙台市では地中を走る配管の漏水の場合は水道料金の減免があり、業者で代わりに申請してくれるが、おそらく床下配管内なので減免は受けられないだろうということ
  • とりあえず、今は温水使わないときは給湯器につながる水のバルブを閉めて漏水しないようにしたほうがよいこと
  • 下水管などの高圧洗浄を格安でやっている業者などいるがぼったくりなので注意すること(うちの界隈は古い家、高齢者が多いのでこういう業者がしょっちゅうやってくる)
  • うちの店は地元で何十年も店をやっており、実店舗もあるので安心してまかせてくださいと言われた
  • お店の方から相見積もりを取ってもかまわないこと、見積りは無料であることを言われた

など、

いろいろうちの要望も聞いてくれ、親身になってやってくれそうなのでこのお店(目黒電化向山店)に漏水の修繕を頼むことにしました。

次回は、実際に水道の工事をする業者さんと来ますと言ってこの日は終了しました。

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第一弾水道工事指定事業者による漏水調査は不発

あちこち漏水修繕の依頼があり忙しいらしく、約一週間後

土曜日に「街の電気屋さん(土曜営業中)」と「水道工事専門業者(土曜休日出勤)」がやってきました。

 

漏水を調べる医者の聴診器のような機械を耳に取り付け、各蛇口を調べていきます。

こんなヤツです。

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やはり、風呂場のシャワーの蛇口と洗面台の蛇口の水の漏れる音が大きいそうです。

 

床下に潜ることになります。

我が家は、家に続いている物置(床が地面の高さ)から家の床下に潜れるようになっています。

以前、床下の地面が湿らないように炭袋を敷きつめる時に利用したのですが、その時床下にもぐった方は小柄な方でぎりぎりだったと記憶していたので、今回ちょっと心配していました。

 

その心配が的中、

細身で長身の若い水道工事の業者さんは途中で先に進めず断念。

 

風呂場と洗面所の間の床に人が入れるだけの穴をあけて調査する方法をとりたいが、床を四角に切り取り床下に行けるように加工ができる職人が今日はいないとのことで、この日はこれにて終了。

改めて、

  • 風呂場と洗面所の間の床に人が入れるだけの穴をあけて調査する
  • その場合床下調査費用はどのくらいになるのか電話連絡する

ということになりました。

 

第二弾水道工事指定事業者による床下調査と修理

床下調査費用は28,000円になります、と電話が来たのが翌日。

  • 他の店に頼んでも、相場はこのくらいです
  • 調査段階で漏水箇所が見つかれば、その場で修理します

とのことなので依頼しました。

 

およそ1週間後、見るからに職人さんという年配の方が1名来て早速床下に潜るところを作り始めます。

風呂場前、洗面所脇のカーペットをはがします。

漏水修理その1

床板を四角く切り取り、床下に潜れるようにしました。

漏水修理その2

保温材をはずして、どこから漏水しているのか調査しています。

漏水修理その3

漏水個所が見つかりました。

温水が洗面所に向かう曲がり角(エルボー、L字)部分から霧状に水が噴出していたそうです。

漏水修理その4

この部分をそっくり入れ替えて、修理完了です。

床下乾燥剤としての炭も戻します。

漏水修理その5

 

うちは約40年前の宮城県沖地震と、東日本大震災と2回大きな地震にあっています。

地震などの影響で漏水が起きたのか職人さんに尋ねたところ、

  • 地震による漏水の場合は、水道管を繋いだ部分などから漏水する
  • このようにL字の真ん中から漏水する場合は、長年の使用による水流で銅管がうすくなって漏れてきている
  • 40年経っているので同じようにL字になっている部分は今後漏れる恐れがある
  • 今回は漏水個所がすぐ見つかったが、お風呂場で漏水していた場合、お風呂場はコンクリ・タイル張りで壊して修理するとなると壊すのはもちろん、数日水が使えなくなったり、風呂に入れなくなったりとても大変
  • その場合、風呂場の壁の反対側にある台所の壁を壊して修理するようになるが、この場合も大がかりな修理になる(金額も数十万円)

とのこと。

ひとまず、大掛かりな修理にならず安堵しました。

 

その後床を補強し、またあるかもしれない漏水時にそなえ、この床から下に潜れるように加工して修理完了!

漏水修理その6

作業者1名、朝9時半頃から始まり、夕方3時過ぎまでの作業でした。

その後、

街の電気屋さんと、職人さんの上司の水道工事指定業者さんが来て作業をチェック。

漏水修繕はこれにて終了です。

閉所恐怖症の私には絶対にできない修理でした。

ありがとうございました。

 

漏水修繕の見積書と配管工事の費用は

そして家に届いた見積書がこちら。

漏水修繕の見積り書

きちんと内訳が書いてあります。

床下調査費用が28,000円と言っていましたが、25,000円で、出動日3,000円と合わせると28,000円なのでしょうか?

街の電気屋さん(目黒電化向山店)が合計3回

水道工事業者さん(藤英工業)が合計2回

工事業者さんの下請けの職人さんが1回

来てくれて、

特別な出張料金などは取られませんでした。

また、実際に修理したのが1名1日で済んだので、この金額で済んだと思われます。

 

昨日お支払いも終わり、晴れて快適な我が家に戻りました。

漏水修繕の領収書

うちでは家に近い街の電気屋さんに修繕を依頼し、水道工事屋さんに来てもらいました。

仙台の北の方にお住まいの方であれば、藤英(とうえい)工業さんも泉区の水道修繕登録店なので直接お電話すれば修繕してくれます。

泉区の水道修繕登録店

 

この経験が、漏水を起こしている方の何かのお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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