2019年のイースターはいつ?ゆで卵・ウサギが登場するのはなぜ?

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キリスト教圏の春のお祭りといえば、イースター(復活祭)ですね。

処刑されたイエス・キリストが3日後に復活したことを祝うお祭りです。

 

ディズニーランド・ディズニーシーでも2019年は4月4日~6月2日まで、ディズニーイースターが行われます。

 

そのイースターと言えば、ゆで卵とウサギ。

2019年のイースターの日にち(毎年変わる)とゆで卵、ウサギについて書いています。

イースターのゆで卵とウサギはなぜ?

イースターは、その年によって日にちが変わります。

というのも、イースターは、『春分の日が過ぎて最初の満月が出た後の次の日曜日』と決められているからです。

 

しかも、教会の宗派によっても日にちが変わってきます。

使っている暦(こよみ)が違うからです。

 

カトリックやプロテスタントなど西方教会では、新しいグレゴリオ暦を使用しています。

(日本では明治6年から旧暦を廃してグレゴリオ暦になった)

 

ロシア正教など東方教会では古いユリウス暦を使用しています。

 

そのため、2019年のイースターは、一般的なイースターである西方教会では4月21日(日)一方、東方教会では4月28日(日)となります。

 

ユリウス暦のユリウスって誰?

ユリウス暦に名を残すユリウスとは、ユリウス・カエサルのことです。

聞いたことない?

では、英語読みでジュリアス・シーザーはどうでしょう?

そう、「賽は投げられた」「ブルータス、お前もか」などで有名な古代ローマ帝国の礎を築いた古代ローマの将軍です。(彼の養子のアウグストゥスがローマ初代皇帝)

彼が今から2000年以上前に定めたのがユリウス暦です。

彼とアウグストゥスの名前は、暦の7月(July)、8月(August)にも残っています。

それから1500年ほどたって、

暦が10日ほどずれてきたので、修正したのがグレゴリオ暦(ローマ教皇グレゴリウス13世による)です。

ユリウス暦を作ったジュリアス・シーザー

 

イースターとウサギ イースターバニー

ウサギはたくさんの子を産むことから、『多産の象徴』 『命の象徴』とされてきました。

 

実際、ウサギは、一度に6~10羽ほどの子を産み、休止期1~2日を置いて、すぐに4~14日ほどの発情期に入り、1年中出産を繰り返すそうです。

自然界では弱者であるウサギは、数を増やすことで種を維持してきました。

 

この旺盛な繁殖力、力強い命がキリストの復活に重ねられたのでしょう。

 

イースターバニーは、イースターエッグを運んでくるキャラクターになっています。

イースターバニー

 

イースターとたまご イースターエッグ

ひよこが卵の殻を破って生まれてくることからたまごは、『命の誕生』 『復活の象徴』とされてきました。

ひなの誕生をキリストの復活と結びつけたのですね。

 

アメリカやヨーロッパでは、子供たちはイースターの時期(おおむねイースター前の金曜日から、イースター翌日の月曜日まで)イースターエッグを使った遊びが行われます。

 

イースターエッグは、色付けしたり、模様を書き込んだりしたニワトリのゆで卵です。

イースターエッグ

イースターエッグを使った遊び

エッグハント

家の庭や、公園にイースターエッグを隠して、子供たちに探させるゲームです。

 

エッグロール

イースターエッグをスプーンで転がして速くゴールまで着かせるゲームです。

 

エッグレース

スプーンにイースターエッグを乗せて、できるだけ早くゴールするゲームです。

 

幼稚園や保育所の園庭などで行うと楽しそうですね。

最近では、プラスチック製や発泡スチロール製のイースターエッグも登場し、中にお金やお菓子を入れられるようになっているものもあります。

みんなでワイワイやってみてはいかがでしょうか

中にチョコなどが詰められるプラスチック製の卵です。

 

大人の皆さんは、ヨーロッパの磁器最高峰のマイセンやロイヤルコペンハーゲンで作られたイースターエッグを飾ってみてはいかが?

ロ位ヤフコペンハーゲンのイースターエッグ

 

イースターエッグはなぜゆで卵?色付き?

昔、西方教会では四旬節には卵を食べてはいけないという決まりがありました。

四旬節は、イースターの46日前の水曜日からイースター前日の土曜日までです。

その期間、卵を長持ちさせるためにゆで卵にしたのが始まりです。

でも、ゆで卵と生卵の見分けが付きません。

そこで、生卵と見分けがつくように、色が付く植物といっしょにゆでて、たまごに色を付けたのがイースターエッグの始まりです。

 

イースターの時期は海外旅行に注意

日本では、イースターは、クリスマスやハロウィン同様イベントとしてしか認識されていませんが、キリスト教圏では大切なお祭りです。

 

イースター当日(日曜日)前の金曜日は「受難日」Good Friday、日曜日は「復活祭」Easter、翌月曜日はイースターマンデーとイースターの前後数日は祝日となる国が多いのです。

お店や観光地が休みとなることも多いので、キリスト教圏に海外旅行に行く際にはしっかり確認してから出掛けましょう。

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イギリス

金曜日、月曜日が祝日

土日は通常の休日のため4連休になる。

 

ドイツ・フランス・イタリア

金曜日、日曜日、月曜日が祝日

土曜が休日のため4連休になる。

 

スペイン

金曜日、土曜日、日曜日が祝日で3連休。

イースター祭 スペイン

 

アメリカ

多国籍多民族国家のため

イースターは祝日ではない。

 

オーストラリア

金曜日~月曜日が祝日

ただし、土曜日は店を開ける所が多い

 

日本のイースターイベント

東京ディズニーランド

東京ディズニーシー

ディズニー・イースター

2019年4月4日(木)~6月2日(日)

うさたまが繰り広げるドタバタ大騒動!

 

ユニバーサルスタジオジャパン USJ

ユニバーサル・イースター・セレブレーション

2019年3月15日(金)~6月23日(日)

ユニバーサルワンダーランド と ミニオンパーク の2エリアで開催

 

ハウステンボス

イースターにちなんだイベントあるのでは…

 

サンリオピューロランド

2018ピューロイースター行われているので、

今年もあるのでは・・・

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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