タラバガニ・ズワイガニはクモの仲間?ヤドカリの仲間?食べれるクモも

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タラバガニ・ズワイガニはクモの仲間?

「タラバガニ・ズワイガニなどのカニは、クモの仲間なんだよ!」

という都市伝説がありますが本当なのでしょうか?

やはり単なる都市伝説なのでしょうか?

 

確かに両方とも足が8本ありますし、

「陸上にいたクモが海に入ってカニになった」なんて言う珍説も聞いたことがあります。

 

でも、本当に

クモの子孫やクモの仲間を食べているなんてことだったら、ちょっと気持ち悪いですよね。

 

この記事では、

  • タラバガニ・ズワイガニなどのカニはクモの仲間なのか?
  • タラバガニはクモではなく、ヤドカリの仲間なのか?
  • 食べられるクモ、クモを食べる国ってあるの?

という疑問について調査した結果を優しく解説しています。

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カニとクモ。

足の数が8本(カニはハサミを入れると10本)あるのは一緒ですが…

さすがに、同じ仲間ではないでしょう。

 

ということで、

生物学的な分類でタラバガニ・ズワイガニ・クモを調べ、表にしてみました。

※クモはごく一般的なジョロウグモで調べました

分類 タラバガニ ズワイガニ ジョロウグモ
動物界
節足動物門
亜門
甲殻(こうかく)亜門
鋏角(きょうかく)亜門
軟甲綱
クモガタ綱
十脚目(エビ目)
クモ目
下目 異尾下目(ヤドカリ下目) 短尾下目(カニ下目) クモ下目
タラバガニ科 ケセンガニ科 コガネグモ科
タラバガニ属 ズワイガニ属 ジョロウグモ属
タラバガニ ズワイガニ ジョロウグモ

いかがでしょうか?

一目見てわかるように、

タラバガニとズワイガニは仲間だ!と言えますが、

クモも仲間です!とはとても言えませんね。

それを言ったら、カニも、クモも、ちょうちょも、G(自主規制)も皆仲間になってしまいます!

クモの仲間はサソリ・カブトガニ

タラバガニとズワイガニは同じ甲殻亜門 軟甲綱 十脚目(エビ目)であり、同じ仲間のエビとともに『甲殻類』として食べ物の分類の中でも呼ばれています。

 

一方、クモは鋏角(きょうかく)亜門に属し、エサを鋏(はさ)んで離さない関節肢をもつ生き物であり、サソリやカブトガニが仲間になります。

 

このように、タラバガニ・ズワイガニとクモは全く違う生き物なのですね。

 

この都市伝説が生まれたわけとしては、

  • 両方とも足が8本
  • ズワイガニが属するケセンガニ科が以前、クモガニ科と言われておりクモが連想された
  • カニという名が付くカブトガニがクモの仲間だった

という理由が挙げられていますが、全くの都市伝説・根拠のないお話しでした。

 

クモを思い浮かべず、安心してお召し上がりください。

ん?

かえって気になってしまった?

そう言わずに

美味しいカニをどうぞ

 

タラバガニはクモではなくヤドカリの仲間。ズワイガニとの違いは

次は

タラバガニはヤドカリの仲間と聞いたが本当?

という疑問ですが、もうお分かりですね。

最近、テレビでもクイズなどで取り上げられるので知っている方も多いと思います。

 

ここでは、

ヤドカリの仲間であるタラバガニ

カニの仲間であるズワイガニ

の違いを簡単に説明いたしますね。

 

タラバガニの尾

分類の下目を見ると、タラバガニは異尾下目、ズワイガニは短尾下目となってます。

これは、カニやエビのしっぽがどうなっているのかを表しているんですね。

短尾下目

  • カニのように短い尾がお腹に折りたたまれている
  • 左右対称できれいな形をしている

長尾下目

  • エビのように尾が長いもの

 

ではタラバガニは?と見てみると

異尾下目

  • ヤドカリのように貝殻に合わせて尾の形が変わる
  • おなかを見ると非対称できれいな形になっていない

実際タラバガニのお腹を見ると形がいびつになっています。

タラバガニも10本脚です!

タラバガニの足

ズワイガニは足が8本(ハサミを含めると10本)

タラバガニの足は6本(ハサミを含めると8本)

だからタラバガニはヤドカリの仲間と言われることもありますが、ここはちょっと誤解があります。

分類の目を見てみると、両方とも

十脚目(エビ目)

ですね。

タラバガニの足を見ると、

大きく太い、普段我々が食べるタラバガニの足は6本ですが、実はお腹のところに小さな足が2本隠れているんですね。

これも数えれば、はい、ちゃんと10本になります。

 

ズワイガニとタラバガニのカニみそは?

正真正銘カニであるカニ下目のズワイガニや毛ガニは身はもちろん美味しいですが、カニみそもたまりませんよね。

でも、

タラバガニのカニみそって聞いたことありますか?

ありませんよね。

普通の一般消費者であるあなたや私は見たことも食べたこともないはず。

それが当然。

だってタラバガニは足だけで売っていたり、1匹まるごと売られていてもカニみそは抜かれているんですから。

なぜなら、

ヤドカリの仲間であるタラバガニのカニみそは油分・水分が多く生臭いため食用になりません。

そのため、

カニみその部分をはずしてから流通させたり、茹でられたりするのです。

そのまま茹でてしまうと、カニみそが溶けてせっかくの美味しい身の部分を汚してしまうのです。

 

美味しいカニみそも食べたい方は

ズワイガニ&毛ガニで決まりですね!

 

実は食べられるクモも、クモを食べる国もある

カニとクモ、ずいぶんと違うことが分かりました。

美味しいカニとクモが仲間なわけない!

と思ったあなた。

その蜘蛛の中にも

食べられる蜘蛛がいるって知ってましたか?

 

カンボジアの首都プノンペンから北に75キロほど北に行ったスクンでは、あのタランチュラのガーリック揚げアピンという名で売られ、名物になっています。

まあ最近は、森林伐採や乱獲のせいで価格も上昇し、数も少なくなっているとのこと。

食べに行くならお早めにどうぞ。

 

また、南米ギアナの先住民は100gもある巨大なゴライアストリクイグモを好んで食用にしているそうです。

食後には鋭い牙をはずしてつまようじ代りに使うという話も。

 

まあ、私は遠慮しておきます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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